砂漠化対処と人びとの生活向上
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地球・人間環境フォーラムでは、環境省からの請負・委託事業として、砂漠化が進行しているアジア、アフリカ等の地域において、砂漠化の影響を緩和するため、地域住民の能力の向上を目指した活動を実施しています。
具体的には、1995年度より、(1)国連砂漠化対処条約に対する科学的・技術的な貢献を目的とした、同条約の締約国会議への専門家の派遣や当フォーラム職員の出席、(2)締約国会議の下にある「科学技術委員会」に対し科学的助言を行うための、国内専門家から成る検討委員会の開催、(3)条約の下に設置された「早期警戒体制に関する特別小委員会」および「砂漠化対処条約専門家グループ(GoE)アジア地域メンバー会合」の開催支援などを行ってきました。
![]() モンゴル南部のウムヌゴビ県のバヤンザグ地域。恐竜の化石などが発掘されることで有名
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2004年度からは、砂漠化が進行している地域における住民の能力を向上させるため、ブルキナファソ(アフリカ)国内の砂漠化の影響を受けている地域において、近隣地域で使用されている伝統的・簡易的な砂漠化防止技術を、住民自身が認識・習得し、自らの地域に広めるための事業を実施しています。
また、過放牧等により砂漠化が進行しているモンゴルにおいても、遊牧民自身が、科学的な情報に基づく現状把握、計画の作成、砂漠化防止事業の実施・評価といった一連のプロセスを担う能力を向上させることで、環境負荷を削減しながら、自分たちの生活向上にもつながるような事業を実施しています。
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| ブルキナファソでの裁縫研修(左)と農業研修の様子(右)。土壌や降雨の問題等により農業が行えなかった地域に「ザイ」と呼ばれる簡易技術を導入、木の種をまき、さらに穴に有機物を投入して土壌を改良する | |
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| モンゴル東部のヘンティ県での遊牧の風景(左)。右は遊牧民自らが計画を立案し、修正した井戸の様子 | |
2010年度より、JICA草の根技術協力事業パートナー型事業「サヘル地域での砂漠化対処および生計向上への農民技術の形成と普及」事業をニジェールで実施し、「耕地内休閑システム」の普及を行っています。
「耕地内休閑システム」は、京都大学のチーム(実施団体連携機関)により発案・開発され、国際農林水産業研究センターおよび国際半乾燥熱帯作物研究所・中西部アフリカ支所との共同研究プロジェクトの一環として、実証試験が行われてきたものです。砂漠化抑制と作物収量向上(生計向上)の両方を可能とし、資材や資金、労力に恵まれない地域住民(農耕民世帯や牧畜民世帯)でも容易に実践できる技術として注目されています。
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(掲載した情報は1999〜2000年頃当時のものです。その後、更新されているものもありますので、本ホームページからの転載・活用に際してはご注意ください。)


