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Ile Ouen(島の名称であり先住民族の部族の名称)との会合(2009年)。年長会議のリーダーたちは下記のように語ってくれました。
「事業者からの説明は、いつも事後報告でした」
「工事がはじまってから、赤土の影響で、河口における漁業ができなくなりました。それまでは川の奥まで入って魚をとっていたのですが、今は魚が減り、そういうことはなくなりました。工事が始まってから漁場を外洋に変えたのですが、すでに外から人がきて漁業をしているため競合してしまいます。私たちにとって海は生き残りの手段です。日本の漁業権にあたるものはありませんが、同じ権利を私たちにも認めるべきだと思います。」
「今月はじめの硫酸事故でたくさんの魚が死にました。事業者は、先住民族との間で結んだ協定を裏切ったのです。」
「今が着工前だったとしたら、いろいろと情報をえているのでNoと言ったと思います。事業者には工事の中止と政府による補助金の拠出の中止を求めたい。この事業は日本の企業にとってもリスクのあるプロジェクトだと思いますよ。」

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