12/7開催シンポジウム「パーム油発電の環境・社会影響を考える~ESG投資の観点から~」

2017年11月10日イベント

2017年9月末時点で、経済産業省が再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)により認定したバイオマス発電約1,400万kWのうち、9割以上が輸入バイオマスを主な燃料とする一般木質バイオマス発電であり、その3割以上がパーム油を燃料とするものです。認定された事業の1割が稼働した場合、年間約90万トンのパーム油を燃やすことになり、日本のパーム油輸入量75万トンが一挙に2倍以上になり、非常に大きなインパクトがあります。

パーム油は、農園開発においてボルネオ、スマトラなどの熱帯林減少の主要因であり、生物多様性を損失し、土地をめぐる紛争が多発し、また労働問題などの深刻な人権問題が生じている作物です。特に、泥炭林開発によって大量の二酸化炭素(CO2)が発生していることから、パーム油全体のCO2排出係数は、石炭よりも高く、温暖化をむしろ促進します。

このようなパーム油を発電燃料として利用することは、持続可能性の面で重大な疑問があり、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の観点からも、大きな問題をはらんでいると考えられます。

本シンポジウムは、パーム油発電の環境・社会的影響についてディスカッションし、持続可能なバイオマス利用の進展につながることを目的として開催します。

開催概要

日時:2017年12月7日(木)14:00~16:30
場所:東京ビッグサイト会議棟101会議室(アクセス
参加費:主催・協力団体会員1,000円、一般 2,000円(当日、受付にていただきます)

プログラム

※プログラムが一部変更になる場合があります

  • FIT制度におけるパーム油発電の大量認定とパーム油の環境社会問題
     飯沼佐代子(地球・人間環境フォーラム、プランテーション・ウォッチ)
  • 持続可能なパーム油調達に関わる課題(仮題)
     南明紀子(WWFジャパン自然保護室パーム油担当)
  • ESG投資とパーム油発電(仮題)
     水口剛(高崎経済大学教授)
  • パネルディスカッション「パーム油の環境・社会影響とパーム油発電」
    パネリスト(順不同)
     高村ゆかり(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
     松原 稔(株式会社りそな銀行アセットマネジメント部責任投資グループグループリーダー)
     飯沼佐代子
     南明紀子
     水口剛
    モデレーター:泊みゆき(バイオマス産業社会ネットワーク理事長)

申込

申込フォームよりお申し込みください。
メールで申し込まれる場合は、1)お名前、2)よみがな、3)ご所属・ご職業など、4)メールアドレス、5)お電話番号、6)本イベントで知りたいことや質問などを記して、event(a)gef.or.jp((a)を@に変えてください)までお送りください。

関連情報

FITにおける認定や運用の改善方策をまとめた「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)バイオマス発電に関する提言」を公表しています。ぜひご覧ください。

協力

公益財団法人WWFジャパン、グリーン購入ネットワーク(GPN)、一般財団法人CSOネットワーク、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所、プランテーション・ウォッチ

主催・問合せ先

一般財団法人地球・人間環境フォーラム/飯沼、坂本(TEL:03-5825-9735)
NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(TEL:047-389-1552)