第11回環境コミュニケーション大賞

環境活動レポート部門 受賞一覧
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大賞(環境大臣賞)  1点

事業所名

環境活動レポートタイトル
ワイルカンパニー株式会社 環境活動レポート 2007年度版
 
 
優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)  5点
事業所名
環境活動レポートタイトル
クリーンセンター花泉有限会社 環境活動報告書2007年度版
(リサイクルプラザ夢工房 エコアクション21へようこそ)
有限会社坂井商店 EA21環境活動レポート2007
東京都立農芸高等学校 都立農芸エコアクション21 環境活動レポート Ver.2
牧之原市役所 牧之原市環境活動レポート(相良庁舎・榛原庁舎)
国立大学法人琉球大学 環境活動レポート2006(大学本部・附属図書館)

第11回環境コミュニケーション大賞 環境活動レポート部門 講評

大賞(環境大臣賞)

ワイルカンパニー株式会社 「環境活動レポート 2007年度版」
  大正時代に創業した機械工具の販売業である。環境配慮型製品を集めた産業機器中心のカタログを作り顧客へのサービスを提供したり、取引業者に緩衝材の引取りを依頼している。点灯見取り図やビニール間仕切りなどの目に見える工夫が行われており、環境に関する取組、社会配慮の取組がわかりやすく記述されている。環境配慮製品の紹介例があると理解し易くてなおよい。また、環境コミュニケーションの視点を意識するとよい。家族3人の事業所としては評価できる内容である。
優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)
 
クリーンセンター花泉有限会社 「環境活動報告書2007年度版 (リサイクルプラザ夢工房 エコアクション21へようこそ)」

 環境マネジメント体制、環境目標と取組実績などが写真や図表によりわかりやすくまとめられている。地域社会への貢献について、熱心に取り組まれている。事業概要や処理フロー、許可・資格一覧など関連情報を積極的に開示している。エコアクション21のレポートで要求される情報公開項目は、地図、図面、工程フロー、許可一覧、資格者、料金表などはきちんと記載されているが、収集運搬、処分その他の売り上げ割合が不明である。印刷機の都合かもしれないが、レポートが両面印刷だとよかった。代表者の見直しもしっかりしている。25人規模の処理業者のレポートとしては、一つのひな型としてもよくできている。

 
有限会社坂井商店 「EA21環境活動レポート2007」

 焼却炉と安定型最終処分場の環境保全検査結果の公表はよいが、産業廃棄物のリサイクル率向上のための活動内容をわかりやすくする工夫が必要である。取組実績に関するマテリアルフローの作成など、わかりやすく示されていてよい。ただ、コミュニケーションツールとしての視点がやや欠けており、また、地域社会への貢献に関する取組も期待される。

 
東京都立農芸高等学校 「都立農芸エコアクション21 環境活動レポート Ver.2」

 屋上散水、壁面緑化など農芸高校らしい取組が垣間見られ、得意分野の花壇事業、地域への緑化活動、壁面緑化などの活動とともに、授業の中で環境学習を進めているのがわかる。壁面緑化活動では地元の環境博覧会でグランプリを受賞したり、地元小中学生との交流など、地域との関わりが見られる。環境負荷については、「教職員・生徒あたり」「クラスあたり」の数値を出しているので、その数値(負荷)がどの程度なのかをもっとわかりやすく表現する工夫があると、生徒一人一人にとって、またレポートを目にする地域の人々などにとって、学校をより身近に感じられるのではないだろうか。

 
牧之原市役所 「牧之原市環境活動レポート(相良庁舎・榛原庁舎)」

 部署ごとの環境目標や活動テーマを定め、多面的に取組を進めているのがわかるが、全体としての取組姿勢が少し見えづらい。レポートの体裁は全体的によくまとまっている。ただ、市役所(事業体)として地域社会との共生や市民への取組の呼びかけといった地域への展開における取組がレポートからは余り感じられない。また、事務・事業の取組に対する結果が定量的に把握されているのかが不明であり、市民の環境への取組結果が示されていないのも今後の課題である。

 
国立大学法人琉球大学 「環境活動レポート2006(大学本部・附属図書館)」

 全学2,418名中、本部1,727名でエコアクション21を立ち上げ、3年計画で全学で取得する計画がわかる。全体として読みやすく理解しやすい。大学の活動レポートの一つの見本となろう。アンケートなどによる各部署の取組や環境配慮の実態がわかりやすく示され、またコミュニケーションの取組も示されている。EA21学生委員会とエコロジカルキャンパス委員会の役割分担及び位置付けを明確にするとなおよい。また、本業である学生への環境教育の取組(環境系科目開設)が行われているが、取組の結果に関する評価の記述をもっと充実させるとよい。