リユース食器

お祭やイベントが全国各地で開催されますが、たくさんの人が集まるイベントでは、短期間に大量の資源やエネルギーが消費され、ごみも大量に発生します。

イベント会場から出るごみの大半を占める使い捨て容器のごみを減らそうと、繰り返し洗って利用するリユース食器の普及が進んでいます。もともとは1990年代にドイツのサッカー場などで使用されていたものが日本でも2000年代前半から利用されるようになりました。

リユース食器の種類には、飲み物用のカップ、食べ物用のお皿、おわん、どんぶり、お箸、スプーンなどさまざまな種類、大きさがあります。

新潟、等々力、甲府のサッカー場、国体、地域のお祭や学園祭、野外音楽フェスなどの音楽イベントなど各種お祭やイベントのほか、海の家や、ライブハウス、オフィスなどでも利用されています。2014年7月からは日本三大祭りの一つ、祇園祭でも利用され、ごみ削減に大きな効果をもたらしています。

リユース食器を貸し出したり、使用済みのリユース食器を洗浄するサービスを行う団体が日本各地にあります。地球・人間環境フォーラムでは、リユース食器の販売も行っています。利用してみたいという方は、活動紹介の【3Rの取り組み】をご覧ください。

作成日:2017年02月01日 11時40分
更新日:2017年02月02日 05時29分