環境要覧(環境データ集)





ENVIRONMENTAL DATA

最新の世界・日本の環境データ

新設!巻頭 カラーページ「地球環境を読み解く10のキーワード」
京都議定書発効を受け、地球温暖化関連データを豊富に収録
解説ページも充実

「環境要覧」は、環境問題およびそれに関連する内外の主要な統計データや資料をコンパクトにまとめたものです。環境問題をさまざまな角度から理解するための基礎資料として利用されることを目的としています。

最新版「環境要覧2005/2006」は、環境要覧の第8版となるもので、第7版の「環境要覧2002/2003」(2002年8月発刊)をベースに、約200点の掲載データの更新と充実を図る一方、巻頭にカラーページ「地球環境を読み解く10のキーワード」を新たに設けました。気候変動、異常気象、生物多様性、森林減少など関心の高い10の環境問題を選び出し、それぞれの特徴や現状について、地図等を多用するなど、視覚的にも理解しやすいよう工夫しています。

また、具体的な環境関連データを収録したページに先立って「解説編」を設け、(1)地球温暖化問題を中心とした最近の地球環境問題、(2)わが国の環境問題と環境政策、(3)最近の自然環境保全施策、(4)関心を集めつつあるCSR(企業の社会的責任)の四つの問題に関する解説ページを収録、最近の環境問題の動きを理解する手助けとなるようにしています。さらに、地球温暖化対策の推進には住宅の省エネルギーへの取り組みが大きなカギを握ることから、「地球温暖化と住宅の省エネ」と題した章を新たに設け、断熱対策を中心に住宅の省エネルギーに関するデータを集めました。


巻頭カラーページ 「 地球環境を読み解く10のキーワード 」
1 気候変動 増え続ける温室効果ガスと世界の取り組み
2 異常気象 頻発する異常気象と世界に広がる自然災害
3 生物多様性 加速する種の絶滅スピードとホットスポット
4 森林減少 世界規模で進む森林減少と違法伐採
5 砂漠化 進行する砂漠化で脅かされる生命と財産
6 漁業資源 危機にたつ漁業資源と世界の水産物貿易
7 水資源 世界の水に支えられる日本人の生活
8 隠れた環境負荷 さまざまな指標で見えにくい環境負荷を表す
9 温暖化と地域の挑戦 地域に広がる省エネ行動と都道府県別のCO 2排出量
10 NGO・NPO 応援したいNGO/NPO
 
解説編
解説1
京都議定書発効後の地球環境問題

(京都大学大学院地球環境学堂教授  松下 和夫)
解説2
経済社会のエコロジカルな展開に向けてのわが国の環境政策

(上智大学大学院地球環境学研究科教授  柳下 正治)
解説3
自然環境の保全とわが国の新たな行政施策

(環境省自然環境局自然環境計画課)
解説4
企業の社会的責任(CSR)をめぐる国内外の動向

(財団法人地球・人間環境フォーラム  中寺 良栄)
第1章   地球環境(全10節)
地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、再生エネルギー、有害廃棄物の越境移動、
生物多様性、森林減少、砂漠化、開発途上国の環境問題、水資源
第2章   国内環境(全6節)
大気環境、水環境、資源循環、自然環境、化学物質、食料資源
第3章   環境保全への各分野の行動(全3節)
行政の取り組み、市民の取り組み、企業の取り組み
第4章   基礎データ
国際重要指標、国内基礎指標
第5章   地球温暖化と住宅の省エネ(全2節)
解説/住宅の省エネルギーと断熱

(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授  坂本 雄三)
住宅の省エネ、塩ビと環境
収録されている各データのタイトル等、より詳しい内容はこちら(PDF28KB)

2005年11月10日発行    A5判   296頁   定価  本体3,200円+税
発行●財団法人 地球・人間環境フォーラム

全国の書店にて販売中

店頭にない場合は最寄の書店にてご注文いただくか、下記まで直接ご注文ください。
発売元   株式会社 古今書院(TEL:03-3291-2757)
環境要覧バックナンバー
    環境要覧2002/2003
    環境要覧2000/2001

ページのトップへ

作成日:2017年04月04日 16時49分
更新日:2017年04月05日 10時11分