COP30のバイオエネルギー関連イベントに当フォーラム職員が登壇します
2025年11月10日イベント
11月10日から21日までブラジルで開かれる国連気候変動枠組条約締約国会議(COP30)において、当フォーラムでバイオマス発電の問題を担当する飯沼佐代子が下記のイベントに登壇予定です。COPに参加予定の関係者・メディアの皆様のご参加をお待ちしております。
Not All Bio is Green: Warnings from Around the World/すべてのバイオが環境に優しいわけではない:世界各地からの警告
日時・場所
11月11日(火)11:30 – 12:30 GMT-3 @ COP30会場 Asia Climate Solutions Pavillion, Blue Zone
概要
世界中で、バイオエコノミーは気候変動への「グリーン」な解決策としてますます推進されています。しかし、実際にバイオエコノミーはどのような姿なのでしょうか?世界の事例が示すように、すべてのバイオ由来の取り組みが持続可能というわけではありません。産業規模のバイオエネルギーは今日、バイオエコノミーの代表的な形態ですが、各地で炭素排出量の増加、森林破壊、生物多様性の喪失、土地紛争を引き起こしてきました。
本イベントでは、大規模な森林バイオマスや作物由来のバイオ燃料の影響を受けている地域社会や生態系について、各国から集まった関係者が実際に直面している事例を共有します。視覚的なプレゼンテーションと対話型の座談会を通じて、パネリストたちは現在のバイオエコノミー推進がもたらす部門横断的なリスクを解き明かし、気候変動と生物多様性喪失という二重の危機に真に対処できる別の解決策を提示します。
詳細・申し込み
共催団体
Solutions for Our Climate (SFOC), Stand.earth, Royal Society for the Protection of Birds (RSPB), Global Environmental Forum (GEF), Trend Asia, Biomass Action Network of the Environmental Paper Network (EPN/BAN)
True Climate Action Must Reject Forest Bioenergy: Evidence from Researchers and Civil Society/真の気候変動対策は森林バイオエネルギーを拒否すべき:研究者と市民社会からの証言
日時・場所
11月12日(水)3:30 – 4:00 GMT-3 @ Press Conference Room 2 (Area D, Blue Zone)
趣旨
有害な森林バイオマスエネルギーの拡大を支える炭素会計上の重大な欠陥に対処する機会を、各国代表団にアピールします。
詳細・問い合わせ
主催団体 Stand.earthのウェブサイトをご覧ください。
