【和訳版発行】レポート『持続可能なバイオマスプログラム:持続不可能なものを認証する』

2025年11月21日お知らせ

当フォーラムと海外の環境NGO4団体の共同で発行したレポート『持続可能なバイオマスプログラム:持続不可能なものを認証する』(2025年7月)の和訳版を公開しました。

10月30日には、執筆者のリチャード・ロバートソンさん(森林保全コンサルタント)にレポートの分析・提言内容を解説いただくセミナーを実施しました。発表資料とアーカイブ動画を公開していますので、ご覧ください。

日本のFIT・FIP制度は、バイオマス燃料の持続可能性の証明を「認証」に過度に依存しています。SBPは、燃料のライフサイクルGHG排出を確認できる第三者認証として既に認められており、今後、燃料の持続可能性(合法性)の確認方法としても普及すると見られます。

本レポートは、カナダのペレット工場のケーススタディも踏まえて、現地で広く用いられている「持続可能なバイオマスプログラム(SBP)」の問題点を解説しており、FIT・FIPの早急な見直しに向けて、極めて重要な分析を提供しています。

日本語版PDF

日本語訳:有限会社エコネットワークス
監訳:一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
日本語版発表日:2025年11月
日本語版デザイン協力:Mighty Earth