報告書・映像等

連続インタビュー動画「IPCC 第6次評価報告書 第2作業部会報告書 執筆者に聞く」

連続インタビュー動画「IPCC AR6 WG2報告書 執筆者に聞く」(全4回)

連続インタビュー動画「IPCC AR6 WG2報告書 執筆者に聞く」(全4回)

2022年2月末に気候変動の影響・適応・脆弱性に関する科学的知見をまとめたIPCC第6次評価報告書 第2作業部会報告書が公表されました。GEFでは、執筆に参加した4人の研究者に報告書のポイントについて解説いただく動画を作成しました。(環境省委託令和4年度IPCC報告書作成支援調査委託業務)。

第1回 気候変動のアジアへの影響/鬼頭昭雄(2022年9月2日~配信)
第2回 気候変動と健康/橋爪真弘(2022年9月7日~配信)
第3回 気候変動と農業・食料/長谷川利拡(2022年9月12日~配信)
第4回 気候変動と「水」/平林由希子(2022年9月16日~配信)

第1回~第4回 インタビュアー:堅達京子

インタビュー動画、プロフィール・詳細はこちら

DVD 「気候変動への挑戦~動き出した世界と日本~」

DVD「気候変動への挑戦~動き出した世界と日本~」

DVD「気候変動への挑戦~動き出した世界と日本~」

産業革命前と比べ地球の平均気温の上昇を2℃未満に抑えることを前提に、1.5℃にとどめる努力をす ることに合意したパリ協定。 高いハードルですが、世界そして日本は気候変動へどう立ち向かうのか、私たちは何をすべきなのかを考える 一助となる地球温暖化を理解するための映像やデータを収めたDVDが完成しました。

当財団が2015 年度に環境省から受託した事業で、IPCC 第5 次評価報告書にある国内外の気候変動の科 学的情報を映像や図表でわかりやすく紹介、さらにテーマごとの活用が容易な内容となっており、俳優の萩原聖人さん、気象キャスターの井田寛子さんがナレーションを担当しています。シンポジウム、地域のイベント、学校教育の場などで広く活用されることを想定しています。

全体は2 時間を超える長編ですが、8 部構成から成り、テーマごとに10 ~ 30分程度に分かれていて、イベントの目的や参加者などに合わせた利用が可能です。

内容は、基礎知識として地球温暖化についての説明、温暖化の影響に適応するための新しい農作物の開発を 取り上げたセクション、気候変動リスクと共に生き、ビジネスチャンスにつなげるためにオランダで進められている水上住宅や水上施設の建設を紹介したセクションなど、国内外の温暖化に対する緩和・適応の例も映像でわかりやすく理解できる構成となっています。

このまま何もしなければ、今世紀末の日本の平均気温は4.4℃も上昇すると予測されています。地球温暖化 対策は、今日行動して明日結果が出る問題ではないですが、今すぐ行動しなければ確実に手遅れになる問題だという現実に是非向き合ってほしいと呼び掛けています。

●貸出など DVD 利用に関する問い合わせは、環境省地球環境 局研究調査室(TEL:03-5521-8247)まで。また、 YouTube「環境省動画チャンネル」で視聴できます。

●構成
00 ダイジェスト
01 地球温暖化とは
02 地球温暖化の現状と将来予測
03 気候変動に挑む~温室効果ガスの大幅削減を目指して~
04 気候変動に挑む~温暖化の影響へ適応するために~
05 気候変動に挑む~世界の取り組み~
06 途上国とともに未来を拓く~日本の途上国支援~
07 わたしたちができること~“低炭素社会”にむけて~

『気候変動影響レポート』を作成しました

冊子『気候変動影響レポート』

冊子『気候変動影響レポート』

環境省請負「平成25年度気候変動による影響及び適応策に係る調査検討等業務」の一環で、気候変動を国民に現実感を持って認識してもらうために、気候変動の身近な影響等についてとりまとめた冊子『気候変動影響レポート』を作成しました。

レポートでは、まず気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書の内容を中心に、気候変動の状況について記載し、続いて、世界各地で起きている温暖化影響の可能性が高い事例、日本国内でもすでに現れ始めている事例について、図表を使ってわかりやすく紹介しています。

また、モデル地域として三重県を例に、気候、食料、水、災害、健康、生活や産業への影響を具体的な例を挙げて紹介しています。 最後にこれらの影響を理解した上で、気候変動による影響は抑えられるのか、その備え(適応)について、記載しています。

冊子 『気候変動影響レポート』 全12ページ(PDF版2.6MB)

作成日:2017年02月01日 11時44分
更新日:2022年09月02日 00時28分