バイオマス発電に関する共同提言を発表

2019年07月16日お知らせ

当フォーラムをはじめとする、気候変動や森林保全に取り組む環境団体は、本日、バイオマス発電に関する共同提言を発表しました。

提言では、多くのバイオマス発電燃料で化石燃料と同様もしくはそれ以上のGHGを排出していること、さらに、燃料の栽培時に土地利用変化(熱帯林開発、泥炭地開発)を伴う場合、GHG排出量が著しく増大していることを指摘。バイオマス発電は、燃料生産を含む全工程におけるGHG排出量がLNG火力発電比で50%未満であるべきなどをFITの要件とすべきとしています。

また、「森林減少・生物多様性の減少を伴わないこと」「大規模な土地利用変化を伴い、森林減少などの影響がすでに指摘されているパーム油や大豆油を使用しないこと」「人権侵害を伴っていないこと」などを要件としてあげています。

共同提言の全文は、こちらをご覧ください。

本リリースについてのお問い合わせ

地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼、坂本)
TEL:03-5825-9735
Eメール:iinuma(a)gef.or.jp / sakamoto(a)gef.or.jp((a)を@に変える)