日本微生物資源学会第25回大会で機関ポスター賞受賞~当財団スタッフも貢献
2018年08月14日お知らせ
6月13~15日、茨城県つくば市にある国立環境研究所(NIES)で日本微生物資源学会第25回大会が開催されました。NIES生物・生態系環境研究センターの河地正伸生物多様性資源保全研究推進室長等が発表した「NIES藻類コレクションの2017年度活動報告」が機関ポスター部門でのポスター賞を受賞しました。微生物系統保存施設(NIESコレクション)の環境生物保存棟生物培養株保存業務には当財団が長きに渡り携わっており、ポスターを作成した担当スタッフの森史は「機関ポスター部門では3回連続での受賞です。微生物保存業務への当財団の貢献が評価されて嬉しい」と報告しています。
国立環境研究所の環境生物保存棟生物培養株保存業務では、光合成を行う微細藻類(原核性のシアノバクテリア、真核藻類)を中心に、シャジクモなどの絶滅危惧大型藻類、進化的に藻類に近い原生生物など系統進化的に異なる多様な保存株の培養を行っています。年間約1,000以上の株を国内外問わず分譲し、環境問題や生命科学・進化系統学的な研究、有用物質生産への利用等、幅広い研究分野や教育活動に役立ててもらっています。
詳しくはNIESのホームページをご覧ください。