GEFメールニュース 2024.4.19

2024年04月15日メールニュース配信

GEFメールニュースにご登録いただいている皆さま

年初以降、高くなったり、低くなったり、ころころと入れ替わる気温に私たち人間の身体も自然も追いついていかないなと感じる4月を迎えました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

GEFでも新しい年度を迎え、イベントやお知らせが増えてくる時期となりました。5/27開催のセミナーには、映画「アバター」の原案になったといわれる「マザーツリー」の著者であるスザンヌ・シマ―ド博士の登壇も予定されています。ぜひ、ふるってご参加ください。

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地球・人間環境フォーラムのイベント・お知らせ新着情報

……… 2024.4.19号 ………

★イベント★
 ┗ 4/26(金)日本環境ジャーナリストの会 勉強会@表参道 GEOC
   エネルギー基本計画の見直しを前に、再エネ系統問題の課題
 ┗ 5/2(木)第79回フェアウッド研究部会@表参道 GEOC
   地域森林とフォレスター~森林の未来のために必要な2つのこと
 ┗ 5/18(土)・19(日)フェアウッド研究部会 実践編 赤谷の森視察ツアー
   イヌワシを守る木材の利用の現場を見る
 ┗ 5/27(月)「マザーツリー」気候と生態系を守るカナダの森の叡智ー
   それを燃やすバイオマス発電は「再エネ」か?

★お知らせ★
 ┗《リユース》日本経済新聞にリユースカップの取り組みが掲載されました(4/14)
 ┗《金融》シリーズ「動画で知るESG地域金融」動画追加しました
 ┗ グローバルネットの記事がWEBサイトで読めます

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   ★イベント★

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━ 4/26(金)日本環境ジャーナリストの会(JFEJ) 2024年4月度度勉強会
 エネルギー基本計画の見直しを前に、再エネ系統問題の課題
 http://jfej.org/event-240426-2/
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JFEJ4月勉強会の講師に、元京都大学特任教授で、4月から特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所 (ISEP)主任研究員を務めておられる安田陽さんをお迎えします。

安田先生は、5月からは、ISEPに籍をおいたまま、グラスゴーのストラスクライド大学に客員教授として就任し、生活・研究拠点を英国に移す予定でいらっしゃいます。そこで、渡英される前の貴重なお時間を頂戴して、リアルでお話を伺い、意見交換できる場を設けました。

今年は、6月からエネルギー基本計画の見直し作業が始まりますが、再エネには、風力・太陽光ともに送電網への接続などに様々な課題が残されたままです。またメディアは、太陽光発電の出力抑制問題を報道する際に、誤った認識で伝えていることも多々あります。こうした分野の第一人者でいらっしゃる安田先生のお話を聞いて意見交換できる良い機会です。ふるってご参加ください。

会場は定員が限られていますので、ぜひお早めにお申し込みください。

▼開催概要
日時:2024年4月26日(金)19:00-20:40(開場18:30)
会場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
開催方法:ハイブリッド開催(GEOC集合 + Zoom)

▼参加申込 https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=7125423299149414&EventCode=8449690370
参加費(一般):1,000円

▼詳細
http://jfej.org/event-240426-2/

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━ 5/2(木) 第79回フェアウッド研究部会
 「地域森林とフォレスター ~森林の未来のために必要な2つのこと」
 https://fairwood.jp/event/240502/
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日本は国土の67.1%の森林面積(2,500万ha)を有する豊かな森林国です。近年、国の政策は皆伐再造林を推進し、素材(丸太)生産量増大を目指す方向ですが、国が直接経営や生産管理まで関与できるのは国有林に限られ、多くの森林に対しては、県や市町村、森林組合等を介して、その政策実現を図る仕組みになっています。

森林の多くを占める私有林(約1,400万ha)のうち、約500万haが小規模林家所有(非林業経営体)で、そうした地域森林の経営管理について行政サービスを提供する役割を担っているのが市町村や森林組合等のフォレスターの方々です。国の政策とは別のところで、地域森林には地域事情に基づく課題があり、フォレスターは地域経済・振興・保全など様々考慮した森林経営管理方針に基づき、日々、課題解決に奔走されています。

今回は、そうしたフォレスターの超多忙な業務内容の紹介や、行政にしかできない政策課題や施策形成など、御著書『地域森林とフォレスター』にまとめられた豊田市の地域森林総合監理士の鈴木春彦さんを講師にお招きします。

▼開催概要
日時:2024年5月2日(木)18:00~19:30(開場:会場は15分前、オンラインは5分前)
場所:ハイブリッド(zoom×地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)東京都渋谷区神宮前 5-53-70 国連大学ビル 1F)
参加費: 1,000円(懇親会費別)

▼プログラム(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)
第1部:講演(18:00~19:30 質疑含む)
 講師:鈴木春彦/豊田市 地域森林総合監理士、博士(農学)
第2部:懇親会(会場参加者の希望者のみ、別会場にて開催予定)

■お申込み https://fwkenkyu79.peatix.com/

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━ 5/18(土)・19(日)フェアウッド研究部会 実践編 赤谷の森視察ツアー
 イヌワシを守る木材の利用の現場を見る
 https://fairwood.jp/event/240518-19akaya/
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群馬県みなかみ町北部にある赤谷の森で20年にわたって展開されている「赤谷プロジェクト」。2015年から絶滅危惧種のイヌワシの生息地を保全するため人工林を伐採した木材を「イヌワシ木材」と名付け、地域内で活用していこうという動きが出ています。また、2023年3月にみなかみ町は、日本自然保護協会・三菱地所との10年間の連携協定を締結し、ネイチャーポジティブに向けて新たな活動を始動しました。

今回、フェアウッド研究部会では、同プロジェクトの現地視察ツアーを企画しました。赤谷プロジェクトを推進する日本自然保護協会にツアーに同行いただき、伐採地やイヌワシの生息エリア、環境教育エリアなどを視察し、赤谷プロジェクト地域協議会やみなかみ町役場など関係者からもお話も伺う予定です。

いきものが暮らしやすい森づくりと木材利用が、地域の活性化にもつながる事例の現場を一緒に学びましょう。赤谷プロジェクトや地域材利用に関心をお持ちの方など、多くの方の参加をお待ちしております。

▼開催概要
日時:2024年5月18日(土)・19日(日)
参加費:5,000円(宿泊費・食費、集合場所までの交通費は別)
定員:20名

▼プログラム(予定、内容は予告なく変更することがあります)
1日目(土曜日)10:00 上毛高原駅集合(10:03上毛高原駅着)
2日目(日曜日)16:00 上毛高原駅解散(16:16上毛高原駅発)
※宿泊先及び昼食(2日分)は事務局で手配予定ですが(費用は現地にて支払い)、食事の配慮、また不要な場合は申込みの際にお知らせください。
※宿泊:川古温泉<2食付き、10,000円程度>を手配予定

▼お申込み http://fwkenkyu-akayatour.peatix.com/

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━ 5/27(月)「マザーツリー」気候と生態系を守るカナダの森の叡智ー
 それを燃やすバイオマス発電は「再エネ」か?
 https://www.gef.or.jp/news/info/240527canadaforestseminar/
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カナダ・ブリティッシュコロンビア(BC)州の森林は膨大な炭素を蓄積し、巨⽊がそびえ、森林トナカイやハイイログマなどの⼤型哺乳類が生息する生物多様性豊かな地域です。

しかし、同州の原⽣林や天然林は、⼤⾯積の伐採や近年続く⼭⽕事により、急速に劣化しています。皆伐と⽕災に弱い針葉樹のみの植林など、同地の森林施業にも原因があると指摘されています。

『マザーツリー 森に隠された「知性」をめぐる冒険』の著者で、森の木々が巨大なネットワークを持ちコミュニケーションしていることを明らかにしたスザンヌ・シマ―ド⽒と、同州の森林保護政策に関わってきたレイチェル・ホルト⽒が来⽇し、BC州の森林⽣態系の状況とその価値、⽇本が輸⼊する⽊質ペレットの持続可能性の課題について、講演いただきます。

▼開催概要
日時:2024年5月27(月)15:30-17:30
場所:対面とオンラインのハイブリッド形式

▼参加費 無料

▼申込 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_85wwIC_9Qsi_ZMV-DTTkug
※会場参加の方も、上記URLより事前にご登録をお願いします。

   ★お知らせ★

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◆《リユース》日本経済新聞にリユースカップの取り組みが掲載されました
 日本経済新聞「リユースが生む新たな商機 容器洗浄など多彩な担い手」
 https://www.gef.or.jp/news/info/240415-reuse/
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「日本経済新聞」(2024年4月14日電子版)にて当フォーラムがサポートしているリユースカップの取り組みが紹介されました。当フォーラム職員のコメントも掲載されています。

▼日本経済新聞の記事(有料記事のため全文閲覧には会員登録等が必要になります)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD05BVM0V00C24A4000000/

▼GEF リユース食器の取り組み
https://www.gef.or.jp/activity/3r/reuse/

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◆《金融》シリーズ「動画で知るESG地域金融」動画追加しました
 https://www.gef.or.jp/news/info/localesg240327/
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当フォーラムでは、シリーズ「動画で知るESG地域金融」を制作・公開しており、2024年3月27日に下記2本の動画を追加で公開いたしました(2023年度環境省請負事業)。

▼どうぞご覧ください。
 碧海信用金庫編「対話による課題抽出」 https://pfa21.jp/localesg#07hekishin
 中国銀行編「自治体の課題に金融の力を」 https://pfa21.jp/localesg#08chugin

本動画の制作は、GEFが事務局を務める21世紀金融行動原則の協力で実施したものです。シリーズ「動画で知るESG地域金融」については21世紀金融行動原則のウェブサイト(https://pfa21.jp/localesg#07hekishin)をご覧ください。

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◆グローバルネットの記事がWEBサイトで読めます
 https://www.gef.or.jp/category/globalnet/
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「グローバルネット」のバックナンバーはWEBサイトで読むことができます。
現在、2015年10月~2023年12月までのほぼすべての記事が公開されています。
随時更新しています。是非ご覧ください。

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◆東京事務所における業務体制について
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地球・人間環境フォーラム(GEF)東京事務所は、引き続き、テレワーク体制で業務を行ってまいります。

※不要不急のご来訪はお控えください。
※電話は留守番設定となっておりますので、ご用件はメッセージ、名前、電話番号を残していただくか、担当者へメールにてご連絡ください。

関係各所にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

以上