GEFメールニュース 2025.8.12
2025年08月12日メールニュース配信
GEFメールニュースにご登録いただいている皆さま
残暑お見舞い申し上げます。立秋を過ぎてもまだまだ厳しい暑さは続きそうです。お盆前の連休を挟み全国各地で大雨が降り続いています。九州をはじめ各地で水害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
TVやラジオで放送されている天気予報では、熱中症対策を怠らないように呼びかけられています。気候変動と猛暑や豪雨などの異常気象との関わりを毎朝の情報番組で訴える気象予報士・正木明さんの活動を『グローバルネット』で取り上げました(15日発行予定の8月号「話題と人フロント」)。「適応策」だけでなく、「緩和策」に目を向けていく取り組みに注目してください。
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地球・人間環境フォーラムのイベント新着情報
……… 2025.8.12号 ………
★イベント★
┗ 8/20(水)第86回フェアウッド研究部会
どうなった?改正クリーンウッド法 ~その効果、展望、そして課題~
┗ 8/21(木) Refill Japanオンラインカフェ 2025 Vol.1
万博のリフィル&リユース実施状況は? ~未来社会へのレガシーにするために
┗ 8/22(金)サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)定例勉強会
Pax Americana後の世界について考える
★お知らせ★
┗ 《バイオマス発電》レポート
持続可能なバイオマスプログラム:持続不可能なものを認証する
┗ 《バイオマス発電》PRIポリシーレポート
「欧州連合(EU)のバイオエネルギー政策と投資が
気候と自然にもたらすリスクへの対応」を和訳
┗ 《フェアウッド》クリーンウッド法
第一種登録事業者対象アンケート(第5回)の結果まとめを公開
┗ 《リユース》万博での3R推進に関する共同声明(8月版)に賛同しました
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★イベント★
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━ 8/20(水)
第86回フェアウッド研究部会
「どうなった?改正クリーンウッド法 ~その効果、展望、そして課題~」
https://fairwood.jp/event/250820/
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2017年に日本における違法伐採対策法として誕生したクリーンウッド法が、施行5年後見直しプロセスを経て改正され、2025年4月に施行されました。輸入材や国産原木を国内市場に最初に持ち込む第一種木材関連事業者の合法性確認、および彼らからの求めに応じた素材生産事業者の情報提供が義務化されるなど、規制強化による効果が期待されるところですが、一方で具体的な合法性確認の手続きや内容について、その実効性がどうなのか、気になるところです。
そこで、クリーンウッド法改正の具体的な議論やプロセスに参画・貢献された地球環境戦略研究機関(IGES)の鮫島弘光さんを講師にお招きし、改正法の効果や展望、そして課題についてお話いただきます。
また、フェアウッド・パートナーズが継続的に実施している第5回目となる登録第一種木材関連事業者を対象とした合法性確認の内容に関するアンケート調査結果も併せてご報告いたします。ぜひ、ご参加ください。
▼開催概要
日時:2025年8月20日(水)18:00~19:30
場所:ハイブリッド(zoom×地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)東京都渋谷区神宮前 5-53-70 国連大学ビル1F)
参加費:一般1,500円、学生無料(いずれも懇親会費別)
定員:会場25名、オンライン90名
▼プログラム(敬称略、内容は予告なく変更することがあります)
第1部:講演(18:00~19:30 質疑含む)
講師:鮫島 弘光/地球環境戦略研究機関(IGES)生物多様性と森林領域 研究員
※クリーンウッド法第一種登録事業者対象アンケート(第5回)の結果報告
坂本有希/フェアウッド・パートナーズ事務局(地球・人間環境フォーラム)
第2部:懇親会(会場参加者の希望者のみ、別会場にて開催予定)
▼お申込み
https://fw250820.peatix.com
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━ 8/21(木)
Refill Japanオンラインカフェ 2025 Vol.1万博のリフィル&リユース実施状況は?~未来社会へのレガシーにするために
https://www.gef.or.jp/news/event/refill250821/
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現在開催中の大阪・関西万博のコンセプトは「未来社会の実験場」。脱炭素・資源循環に関しては、「グリーンビジョン」が策定され、これに基づいた取り組みが実施されることになっています。
本セミナーでは、Refill Japanや当財団が行ったリフィル、リユースの現地調査の報告とともに、専門家を交えて、これらの取り組みの検証とさらなる取り組みの推進、そして、その取り組みを実際の社会に根付かせていくための条件等について、意見交換を行います。
当団体スタッフも登壇します。ぜひご視聴ください。
【日時】2025年8月21日(木)19:00~21:00
【開催方法】オンライン(ZOOMミーティング)
▼プログラムの詳細やお申込みは下記URLを参照ください。
https://www.refill-japan.org/event/post-1768/
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━ 8/22(金)
NSC定例勉強会 「Pax Americana後の世界について考える」
https://www.gef.or.jp/news/event/nscseminar250822/
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今年2025年は第二次世界大戦から80年、大戦の原因の一つであったブロック経済化への反省からブレトンウッズ協定やGATTなど自由貿易体制の推進が掲げられてきました。
その結果、先進国での工業化、世界的にグローバリゼーションが進展し、Pax Americana(アメリカの平和)というようなことも言われていました。しかし、その方向性や理念は今、大きく揺らいでいます。
今回の勉強会では、この時代の転換点において、自由貿易体制のメカニズムの変遷などを振り返り、今後の世界の動向と可能性について長期的視点で考えてみます。
◆日 時: 2025年8月22日(金)14:00~16:00
◆開催方法: Zoomミーティングによる開催
◆プログラム及び講師
開会挨拶
今回の勉強会テーマについて(イントロダクション)
NSC共同代表幹事 後藤 敏彦
「Pax Americana後の世界の未来展望」
東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員
元東洋学園大学教授(地球環境)
元国際通貨研究所シニアエコノミスト(国際通貨システム)
古屋 力 氏
質疑応答
閉会挨拶
◆参加費:無料(定員100名)
◆お申込み
https://us02web.zoom.us/meeting/register/SSabSCZ0RhO-sJ3sSh1wwA
▼詳細
https://www.gef.or.jp/news/event/nscseminar250822/
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★お知らせ★
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━ 《バイオマス発電》レポート
持続可能なバイオマスプログラム:持続不可能なものを認証する
https://www.gef.or.jp/news/info/250731sbpreport/
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この度、当団体と海外の環境NGO4団体の共同で、レポート『持続可能なバイオマスプログラム:持続不可能なものを認証する』を発行いたしました。
概要はプレスリリース(日本語訳)をご覧ください。日本語全訳の公開は10月上旬を予定しています。
▼レポート『持続可能なバイオマスプログラム:持続不可能なものを認証する』
https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2025/07/33efedf1d6db8cc2e9b8b48fac49f955.pdf
▼掲載ページURL
https://forourclimate.org/research/596
▼プレスリリース(日本語訳)
https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2025/07/81d7689eb1fb0764a85131c57cf1b4b1.pdf
▼担当者コメント等、詳しくはこちら
https://www.gef.or.jp/news/info/250731sbpreport/
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━ 《バイオマス発電》PRIポリシーレポート
「欧州連合(EU)のバイオエネルギー政策と投資が
気候と自然にもたらすリスクへの対応」を和訳
https://www.gef.or.jp/news/info/250718pripolicyreport-japanese/
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昨年12月、ESG投資を推進する国際的な投資家ネットワーク「PRI」(責任投資原則)からポリシーレポート「欧州連合(EU)のバイオエネルギー政策と投資が気候と自然にもたらすリスクへの対応」が発表されました。
当フォーラムでは、本レポートにおけるリスク分析や科学的根拠、EUの政策決定者への提言が日本の政策決定者や金融機関・機関投資家にも有益な示唆を与えると考え、PRIの許可を得て和訳しました。
▼日本語版PDF
https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2025/07/1f90b13a7a0842a8dbda489cc3a20c61.pdf
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━ 《フェアウッド》クリーンウッド法
第一種登録事業者対象アンケート(第5回)の結果まとめを公開
https://fairwood.jp/document/241129cwaquestionnaire05/
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地球・人間環境フォーラムと国際環境NGO FoE Japanで展開する「フェアウッド・パートナーズ」では、クリーンウッド法登録第一種木材関連事業者を対象に、法に基づく合法性確認やリスクについての認識について実態把握をすることを目的に、第一種事業登録事業者を対象としたアンケートを2019年から継続的に実施しており、この度、第5回目のアンケート集計まとめを公開しました。
今回のアンケートは、改正法施行前の登録事業者による合法性確認(デューデリジェンス、DD)の実態と事業者の意向を把握した内容となっています。この集計・分析結果は、今後の改正法の運用や登録事業者によるDDをモニタリングしていくにあたって参考情報として活用いきます。
▼集計まとめの主なポイント
①サプライチェーンの⻑い輸⼊材を中⼼に違法リスクの⾼い⽊材の調達のリスクを排除するのに⼗分なDDを実施しているのは、依然として⼀部の事業者のみであることが確認できた
②クリーンウッド法が事業者に求める⽊材の合法性確認を当然⾏うべきことと受け⽌めている事業者が増えていることから、同法が登録事業者の間で定着しつつあると評価できる
③改正クリーンウッド法に対しては、前向きに評価する意⾒に加えて、DDに真摯に取り組む事業者を後押しする運⽤を期待する声があった。⼀⽅でEUDR(森林破壊防⽌規制法)など海外の法制度との乖離を懸念する意⾒もあった
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━ 《リユース》万博での3R推進に関する共同声明(8月版)に賛同しました
https://www.gef.or.jp/news/info/250812expo2025/
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産官学公民連携によって、2025大阪・関西万博でのごみ削減や資源循環の徹底・レガシー創出を目指す有志の集まり「EXPOごみゼロ共創プロジェクト」が発表した大阪・関西万博での3R推進に関する共同声明(8月版)に当フォーラムは賛同しました。
▼詳細は下記をご参照ください。
https://eco.kyoto-u.ac.jp/sdgs/kyoto-times/6995/
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━ 環境情報誌 グローバルネットの記事がWEBサイトで読めます
https://www.gef.or.jp/category/globalnet/
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環境情報誌「グローバルネット」のバックナンバーはWEBサイトで読むことができます。
現在、2015年10月~2025年4月までのほぼすべての記事が公開されています。
随時更新しています。是非ご覧ください。
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━ 東京事務所における業務体制について
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地球・人間環境フォーラム(GEF)東京事務所は、テレワーク体制で業務を行っています。
※不要不急のご来訪はお控えください。
※電話は留守番設定となっておりますので、ご用件はメッセージ、名前、電話番号を残していただくか、担当者へメールにてご連絡ください。
以上