《情報提供を開始》森林減少ゼロとアニマル・ウェルフェア~サプライチェーンのESGリスク

2022年09月20日お知らせ

サステナビリティ分野の課題が顕在化する中、ESG(環境・社会・ガバナンス)の課題はその種類も範囲も拡大し、企業に期待される役割も大きくなっています。新たなESGリスクとして注目したいのは「アニマル・ウェルフェア」です。

欧州では、アニマル・ウェルフェアは優先課題として組み込まれる一方、日本では、アニマル・ウェルフェアへの社会全体での関心は低く、気候変動や水分野などの他のESG課題への対応で高い評価を受けている日本企業でも、欧米企業と比較すると対応が遅れています。

地球・人間環境フォーラムが従来から取り組んでいる森林関連コモディティをめぐる海外の最新動向を紹介し、リスクコモディティの一つである畜産牛や皮革との関連から、畜産動物における企業にとってのアニマル・ウェルフェアのリスクにも触れます。

食品産業、森林コモディティ関連産業、ファッション関連産業を中心に、サプライチェーン上にあるESGリスクへの対応に取り組んでいる企業の担当者の皆様を対象に、日本企業が何に取り組んでいくことが求められているのかという視点で情報提供を行います。

9月下旬からウェブ記事を公開、10月にはセミナーを開催予定です。最新情報は、GEFのウェブサイトやSNS(ツイッター、Facebook)からフォローしてください。

Emel Arımana / Pixabay

Yuki Sakamoto/Global Enviironmental Forum