環境の本ケニアへかけた虹の橋 -30年の国際ボランティア活動

2016年04月15日グローバルネット2016年4月号

ケニアへかけた虹の橋 -30年の国際ボランティア活動

編者●NPO法人「少年ケニヤの友」

ケニアに在住し、孤児の救済活動などをしていた岸田信高、袈裟夫妻を中心に、1985年に設立されたNPO法人「少年ケニヤの友」の30年間にわたる活動記録。活動に携わった会員や現地スタッフ40人が、2010年に急逝された袈裟さんの思い出や同会の取り組んできたさまざまな活動を紹介している。

岸田袈裟さん(1943~2010)は栄養学の研究者として、JICAからケニアに派遣され、日本のかまど、草履、薬草のできる森づくりなどを行い、子供や女性の病気を減らし、生活改善に奔走した。

その活動ぶりは本誌でも「岸田ママのケニア奮戦記」として連載(2001年1月~11月号)された。同会への支援の輪は日本全国に広がり、孤児たちへの奨学金制度などが定着している。(春風社、1833円+税)

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