『環境研究最前線』の記事一覧

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第36回【最終回】
人と湖沼の共生を目指して~国立環境研究所の研究と貢献

2018年12月17日グローバルネット2018年12月号

地球・人間環境フォーラム 萩原 富司(はぎわら とみじ) 第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)が、10月15~19日に茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催されました。世界湖沼会議は、1984年に滋賀県の提唱に…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第35回 絶滅危惧種ニホンウナギの生息地ポテンシャル~この先どうなる? 「ウナギのかば焼き」

2018年10月16日グローバルネット2018年10月号

地球・人間環境フォーラム 萩原 富司(はぎわらとみじ) 冷蔵・運搬等の技術が発達する以前には、地元で捕れる川魚、ニホンウナギ(以降ウナギ)、ナマズ、ドジョウなどは庶民の貴重なタンパク源であった。とくに、ウナギは江戸時代、…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第33回 霞ヶ浦のアオコは今~底泥に隠された物質循環のメカニズム~

2018年04月16日グローバルネット2018年4月号

地球・人間環境フォーラム 湯本 康盛(ゆもと こうせい) 「水の華」はとても美しい響きに聞こえますが、ある現象を表現した言葉です。湖沼では、夏の暑いときに水面が青緑色に覆われることがあります。水の華は、植物プランクトンが…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第32回 日本海研究最前線~地球温暖化を映し出す鏡~

2018年02月16日グローバルネット2018年2月号

地球・人間環境フォーラム刈谷 滋(かりや しげる) わが国に豊富な海洋資源と水資源の恩恵をもたらしてくれている日本海。南から流入する対馬海流は豊富な海の幸を運び込み、また冬季には、シベリアからの季節風が海面から大量の水蒸…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第31回 福島支部が進める災害環境研究

2017年12月15日グローバルネット2017年12月号

地球・人間環境フォーラム山田 智康(やまだともやす) 福島支部が進める災害環境研究 2011年3月に発生した東日本大震災(以下、大震災)から6年がたちました。東北地方太平洋沖地震の揺れと津波は北海道から関東に至るまでの広…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第30回 長寿ペットの行き着く先~ミドリガメ問題

2017年10月16日グローバルネット2017年10月号

地球・人間環境フォーラム萩原 富司(はぎわら とみじ) 今年2月、「多様化する地域の環境問題を知る・束ねる」と題した全国環境研究所交流シンポジウムが国立環境研究所(茨城県つくば市)で開催されました。この中の最初のセッショ…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第29回 河川の化学物質汚染の現状について

2017年08月17日グローバルネット2017年8月号

地球・人間環境フォーラム中島 孝幸(なかじま たかゆき) 私たちの快適で豊かな生活は、多くの化学物質に支えられています。このような化学物質の中には、さまざまな活動を通じて環境中に排出されるものがあります。そして大気や水、…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第28回 地域におけるリサイクルシステムの構築

2017年06月15日グローバルネット2017年6月号

地球・人間環境フォーラム島野 富士雄(しまの ふじお)・湯本 康盛(ゆもと こうせい) 昨晩の夕飯作りで出た生ごみ、当たり前のように「燃えるごみ」に出していませんか? 日本の市町村の中には、ペットボトルや空き缶だけでなく…[くわしく]

環境研究最前線~つくば・国環研からのレポート第27回 鳥インフルエンザは海を渡ってやって来る

2017年04月15日グローバルネット2017年4月号

地球・人間環境フォーラム石本 美和(いしもと みわ)・森 史(もり ふみ) 昨年末から今年にかけて、インフルエンザ香港A型が流行しましたが、春の訪れとともに収束しつつあります。鳥の世界でも高い病原性を示すインフルエンザの…[くわしく]