『日本の沿岸を歩く』の記事一覧

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第95回 定置網やカニ漁に環境「京」スタイルー山陰道・京都府

2025年02月14日グローバルネット2025年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 日本海のズワイガニ漁のシーズン(漁期は11月6日~翌年3月20日、メスガニは12月末まで)を迎え、古い呼称にある山陰道(京都府~島根県)の沿岸を訪ねた(連載6回)。カニの取…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第94回 魚醤作りから「教育とビジネス一体」実現―新潟県・糸魚川

2025年01月17日グローバルネット2025年1月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 本州を分断する糸魚川静岡構造線がある糸魚川市。その沖の日本海は海底の起伏が激しく好漁場になっており、南蛮エビ(甘エビ)やベニズワイガニ、ニギスなど多彩な魚介類が捕れる。ここ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第93 回 イカ釣りの技と金山支えた魚介ー新潟県・佐渡島

2024年12月16日グローバルネット2024年12月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 「佐渡へ 佐渡へと草木もなびくよ…」(『佐渡おけさ』)に誘われるように、新潟県直江津港からフェリーで佐渡島へ向かった。暖流と寒流が交差する日本海に浮かぶこの島は多様な生物相…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第92回 日本海の魚とコシヒカリが育んだ「すし王国」―新潟県・新潟 

2024年11月20日グローバルネット2024年11月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 新潟県のすしは、日本海で捕れる新鮮な魚介類と、日本一おいしいコシヒカリが結合した食の理想ではないか。さらに、信濃川の治水や土地改良など、コメ作りのための人々の努力を知りたい…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第91回 三面川のサケを愛おしむ努力と伝統―新潟県・村上

2024年10月17日グローバルネット2024年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 新潟県はおいしいコメと日本海の豊かな海の幸がある。7月下旬、県北部の村上市から佐渡を含んで糸魚川市まで訪ねた(連載4回)。新潟市から車で1時間余、三面川(みおもてがわ)のサ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第90回 来島海峡周辺 多彩な魚も白砂青松も―愛媛県・今治

2024年09月18日グローバルネット2024年9月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 今治市と瀬戸内海の大島を隔てる来島(くるしま)海峡は日本三大急潮(他は鳴門海峡、関門海峡)の一つ。潮流10ノット(時速約18km)の海の難所であり、海難事故のリスクが高い。…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第89回 広大な干潟と別子銅山の「自然の重さ」―愛媛県 西条・新居浜

2024年08月20日グローバルネット2024年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 愛媛県東予地方の凹部になっている沿岸は、製紙、非鉄金属、化学、機械などが集積する四国最大の臨海工業地帯である。東の四国中央市は紙製品出荷額日本一を誇り、新居浜市は別子銅山が…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第88回 「海の聖地」金比羅宮の信仰と塩飽―香川県・琴平

2024年07月16日グローバルネット2024年7月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) ♪こんぴら船々、追手(おいて)に帆かけて、しゅらしゅっしゅ…。有名なこの歌の舞台は香川県丸亀市の南15kmにある金刀比羅宮(ことひらぐう)だ。江戸時代から信仰が盛んになり、…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第87回 世界初 ハマチ養殖発祥の恩恵を今に―香川県・引田

2024年06月17日グローバルネット2024年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 瀬戸内海沿岸は温暖な気候に恵まれ、漁獲と養殖による海の幸が地域の経済に寄与している。今回の取材は、四国側の徳島県から愛媛県東部の今治市まで訪ねた(4回連載)。初回は香川県東…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第86回 資源管理を貫く日本一のホッキガイ-北海道・苫小牧

2024年05月16日グローバルネット2024年5月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 北日本最大の国際貿易港である苫小牧港。この港の漁港区にいつも行列ができるマルトマ食堂がある。これまで何度か行列に並んでは諦めたが、今回の取材で初めて苫小牧のソウルフード、ホ…[くわしく]