『吉田光宏』の記事一覧

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第63回 魚の直販&浜売りで持続可能な漁業をー広島県・尾道/福山

2022年06月15日グローバルネット2022年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   農林漁業者自らが生産から加工・販売まで一貫して行ったり、2次・3次産業と連携したりする取り組みを6次産業化という。尾道の漁業者は、この言葉が生まれる前から、自…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第61回 宮島の恵まれた海で育つ「地御前かき」-広島県・廿日市

2022年04月15日グローバルネット2022年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   広島市中心部から20kmほど瀬戸内海沿いを西に進み、廿日市市の地御前(じごぜん)に到着したのは昨年12月初旬の未明。世界遺産の厳島神社を擁する宮島の対岸にある…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第59回 開拓で変貌した流域と自然の恵みー北海道・石狩

2022年02月15日グローバルネット2022年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 宗谷岬から日本海沿いにオロロンラインを南下すると石狩湾に近づいた。サケ(シロザケ)の定置網漁やニシン漁などが営まれる。そこに注ぐ石狩川、さらに石狩平野へと広がる流域は、北海…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第58回 甘エビ自慢の漁協が海鳥保護に協力―北海道・羽幌

2022年01月17日グローバルネット2022年1月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の北海道・天塩から日本海オロロンラインを南に走ると羽幌(はぼろ) に着いた。ここにある北るもい漁業協同組合は日本屈指の甘エビ(ホッコクアカエビ)漁獲量で知られる。羽幌港…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第57回 北限のシジミと探検家松浦武四郎の接点―北海道・天塩

2022年01月14日グローバルネット2021年12月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 日本最北端の宗谷岬から稚内を経て「日本海オロロンライン」を走った。左手にサロベツ原野(利尻礼文サロベツ国立公園)、後ろには利尻島を見ながらの絶景ドライブ。宗谷岬から90km…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第56回 毛ガニもホタテガイもオホーツク海の恵み―北海道・枝幸

2021年11月15日グローバルネット2021年11月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回取材地の網走からオホーツク海沿いを日本最北端の宗谷岬へ向け走る。岬まで約300㎞の国道238号線は北へ続く。車中泊をし、夜明け前から走り始めたが、曇天で灰色の景色がうら…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第55回 漁業者の声が連携生んだ「網走川流域の会」―北海道・網走

2021年10月15日グローバルネット2021年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) このシリーズで3年ぶりの北海道の取材先は、網走からオホーツク海沿いに宗谷岬を越えて小樽まで(今月号から6回連載)。6月中旬、帯広から車で東に向かうと北の大地の牧草地は爽やか…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第54回 守江湾の干潟でカブトガニとカキが共存―大分県・杵築

2021年09月15日グローバルネット2021年9月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 別府市内の宿を出て東の国東(くにさき)半島方面へ向かう。途中の日出城址(ひじじょうし)から、のどかな別府湾を望むことができた。さらに進むと江戸時代に城下町として栄えた杵築(…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第53回 「関あじ関さば」はずっとSDGsの魚―大分県・佐賀関

2021年08月15日グローバルネット2021年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 速吸瀬戸(はやすいのせと)とも呼ばれる豊予(ほうよ)海峡は、大分県佐賀関(大分市)と愛媛県の佐田岬半島の間にあり、九州と四国が最も近くなる(幅約14km)。架橋構想もある。…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第51回 奇跡的に残った干潟は「野鳥の楽園」―千葉・三番瀬

2021年06月15日グローバルネット2021年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 人気のテーマパーク、東京ディズニーランドがある千葉県浦安市から東へ市川、船橋、習志野まで4市に面する三番瀬は、東京湾の最奥に残された貴重な干潟・浅海域だ。干潮時水深5m以浅…[くわしく]