『吉田光宏』の記事一覧

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第49回 イワシの生き餌を供給してカツオ一本釣りを支える―千葉・館山

2021年04月15日グローバルネット2021年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 房総半島最南端の野島崎(千葉県南房総市)で太平洋の日の出を拝んだ。さらに東に進んで料理の神様である千倉町高家(たかべ)神社まで足を伸ばすと、反転して時計回りに房総フラワーラ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第48回 湾口の速い潮流が育む多彩で豊かな漁獲―東京湾・横須賀

2021年03月15日グローバルネット2021年3月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 横須賀といえば、米軍や海上自衛隊の基地の存在、『横須賀ストーリー』(山口百恵)や『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』(宇崎竜童)といったレトロな昭和のイメージが強かったが、実…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第47回 漁業権放棄後も続く自由漁業のアナゴ漁―東京湾・横浜子安浜

2021年02月15日グローバルネット2021年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 横浜から東京へ向かう途中の京急子安駅を降り、東京湾に向かって歩いた。古い住宅街を抜けると、首都高速の高架を前にした運河の風景。そこは漁船や台船などの船だまりになっていた。5…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第46回 シジミ漁に漁業権 資源維持の切り札に―東京湾・羽田

2021年01月15日グローバルネット2021年1月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 日本の経済、政治の中心地である東京湾岸エリアは、産業と人口が集中した日本の心臓部といえる。同時に東京湾は経済成長に伴う水質汚染や埋め立て開発により、閉鎖性海域の多彩な生物相…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第45回 歴史ある港町の水産物を観光資源に―福井・三国町

2020年12月15日グローバルネット2020年12月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 福井県北部にある三国港(坂井市三国町)は、北前船の交易や九頭竜川の舟運で栄え、古くは三津七湊(さんしんしちそう)の一つ三国湊(みくにみなと)として知られる。早朝に港にある西…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第43回 鯖街道の歴史を現代につなぐサバ養殖―福井・小浜

2020年10月15日グローバルネット2020年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 福井県敦賀市から西へ若狭湾沿いの名勝、三方五湖を経て小浜市にやって来た。小浜はNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」(2007~08年)の舞台となり、米国の前大統領と同じ読み…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第41回 北前船で栄えた港町 瀬戸の美味なタコが自慢 ―岡山・下津井

2020年08月18日グローバルネット2020年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前月号掲載の取材地、日生から西に向かった。目指すは倉敷市の南端にある港町の下津井。下津井瀬戸大橋(下津井と香川県坂出市櫃石島間、全長1,447m)とも呼ばれる瀬戸大橋の下を…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第39回 歴史と伝統を誇る海人のソデイカ漁―沖縄・糸満

2020年06月15日グローバルネット2020年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 午前5時に目を覚まして那覇市の宿を出ると、南へ十数㎞離れた糸満漁港を目指した。漁港に到着したものの、広い港は真っ暗。あちこち迷いながら、ようやく地方卸売市場に到着し、糸満漁…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第37 回 クルマエビ養殖場にあるレストランが人気―沖縄・宜野座

2020年04月15日グローバルネット2020年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 沖縄に着いて2日目の早朝、北部の与那覇岳(よなはだけ)近くの宿から北端の辺戸岬(へどみさき)を訪れた。コバルトブルーの海や、やんばる国立公園内の亜熱帯の植生を見ながらBEG…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第33回 透き通る美の「富山湾の宝石」シロエビ―富山・新湊

2019年12月16日グローバルネット2019年12月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 氷見から車でおよそ30分、富山湾沿いに東に進み、午前7時、射水市(いみずし)の新湊地区にある新湊漁港の桟橋でシロエビ漁の漁船が戻るのを待った。富山湾でシロエビの水揚げが一番…[くわしく]