『吉田光宏』の記事一覧

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第80回  観光の魅力はスポーツ・自然・食+神話 宮崎県・宮崎市

2023年11月15日グローバルネット2023年11月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 日南市から海沿いを北上し、宮崎市に入った。波状の岩でできた「鬼の洗濯板」に囲まれた小島、青島(周囲1.5㎞)近くのゲストハウスに投宿し、到着日と翌早朝、弥生橋を渡って青島へ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第79回 マグロ豊漁の記憶を誇りに経営改革-宮崎県・日南市

2023年10月13日グローバルネット2023年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の鹿児島県・内之浦から志布志湾沿いを走り、宮崎県に入ると串間市、野生馬のいる都井岬を経て日南市に到着した。九州の小京都と呼ばれる飫肥(おび)やリアス海岸が美しい日南海岸…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第78回 多彩で豊かな魚捕る定置網漁を省力化ー鹿児島県・内之浦町 

2023年09月15日グローバルネット2023年9月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 大隅半島の南端にある佐多岬から東の内之浦を目指した。ロケット打ち上げ施設(内之浦宇宙空間観測所)で知られる肝付(きもつき)町まで海岸線は50km以上も続き、途中から国道44…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第77回 カンパチ育てる情熱と錦江湾の自然-鹿児島県・垂水市(錦江湾)

2023年08月15日グローバルネット2023年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 宮崎市から都城市を経由し、鹿児島県福山町に着くと黒酢の壺畑を眺めた。目の前には桜島と錦江湾(鹿児島湾)。翌日から鹿児島県大隅半島、宮崎県と沿岸を訪ねた(連載5回)。初回は錦…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第76回 産卵場は人工河川、天然遡上のアユが急増 ~和歌山県・紀の川市

2023年07月14日グローバルネット2023年7月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 和歌山県は豊かな森に恵まれ、そこから清らかで豊富な水が流れ出て海に注ぐ。県南端から紀伊水道沿いを北上すると、古座川、日置(ひき)川、日高川、有田川などアユが遡上する多くの川…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第75回 タチウオ漁を糸口に紀州の独創性知るー和歌山県・有田市/湯浅町

2023年06月15日グローバルネット2023年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の田辺市から紀伊水道沿いを北上し、有田川河口に近い有田箕島漁業協同組合に向かった。漁協のホームページの動画で紹介された「たっちょ」と呼ぶタチウオの漁やそれを市場で商う光…[くわしく]

日本の沿岸を歩くー海幸と人と環境と第74回 天神崎ナショナルトラストと熊楠の足跡ー和歌山県・田辺市

2023年05月15日グローバルネット2023年5月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 大切にしている新聞スクラップの中に「天神崎の自然を大切にする会(以下、「大切にする会」)」専務理事、外山(とやま)八郎さんの記事(1991年9月27日付、朝日新聞「ひと」)…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第73回  古式捕鯨の伝統を「海業」に継承ー和歌山県・太地町

2023年04月14日グローバルネット2023年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 本州最南端の和歌山県串本町の潮岬(しおのみさき)の灯台近くにある鯨山見跡で熊野灘の日の出を見た。古式捕鯨でクジラを見つける重要な役割を果たした鯨山見。太陽の光が差し始めた大…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第72回 食文化育んだ漁港の復権目指すー青森県・八戸

2023年03月15日グローバルネット2023年3月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 太平洋に面する八戸漁港。特に重要な漁港である特定第三種漁港(全国に13港)の一つ。かつて水揚げ量日本一の記録を持つが、近年水揚げ量の減少が著しく、地域経済への影響も懸念され…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第71回 陸奥湾のホタテは森・川・海の恵み ー青森県・平内町

2023年02月15日グローバルネット2023年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 青函連絡船が運航していたころ、陸奥湾を航行する船上で初めて食べたホタテガイのおいしさが忘れられない。長い時を経てホタテガイ養殖で知られる陸奥湾を取材することになった。前回の…[くわしく]