『21世紀の新環境政策論』の記事一覧

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第34回 田中正造と環境経済学

2019年03月15日グローバルネット2019年3月号

武蔵野大学教授、元環境省職員 一方井 誠治(いっかたい せいじ) 田中正造記念館 2018年の暮れに、以前から関心があった、群馬県館林市にある「田中正造記念館」を訪問してきました。毎年、環境政策論などの授業の初めに、学生…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第33回 Society 5.0は脱炭素社会に寄与できるか

2019年01月18日グローバルネット2019年1月号

京都大学名誉教授 松下 和夫(まつした かずお) 世界有数の水産大国である日本が、持続可能な水産業を実現し、アジアをけん引するイニシアチブを発揮していくために何をすべきか? これについて参加者とともに学び考えるための東京…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第32回 エネルギー自給率100%ワークショップ

2018年11月16日グローバルネット2018年11月号

千葉大学教授 倉阪 秀史(くらさかひでふみ) 地域の環境資源を地域で活用する 2018年4月に閣議決定された第5次環境基本計画においては、「地域循環共生圏」の形成というキーワードが強調されています。これは、2014年の中…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第31回 改めて「持続可能性とは何か」を考える

2018年09月18日グローバルネット2018年9月号

武蔵野大学教授 一方井 誠治(いっかたい せいじ) 「環境保全」から「持続可能性」へ 1975年に筆者が当時の環境庁に入り、環境行政に参加し始めたころは、「持続可能性」や「持続可能な発展」という言葉はまったく使われていま…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第30回 コミュニティ・パワーが拓く地域の活性化

2018年07月13日グローバルネット2018年7月号

京都大学 名誉教授 松下 和夫(まつした かずお) 去る6月4日から8日まで、マニラのアジア開発銀行(ADB)本部で「アジア・クリーンエネルギー・フォーラム2018」が開催された。筆者はアジア開発銀行研究所(ADBI)の…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第29回 環境資源の活用による地域の発展と「永続地帯」研究

2018年05月15日グローバルネット2018年5月号

千葉大学 教授 倉阪 秀史(くらさか ひでふみ) 再生可能エネルギーの地域自給率を把握する 倉阪研究室と認定NPO法人環境エネルギー政策研究所の共同研究である「永続地帯」研究では、市町村別に再生可能エネルギーの供給量を把…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第28回 ケイト・ラワースの「ドーナツ経済学」-21世紀の経済学者らしく考える7つの方法-

2018年03月30日グローバルネット2018年3月号

武蔵野大学教授、元環境省職員一方井 誠治(いっかたい せいじ) 「経済学」への真正面からの挑戦 世の中に「○○の経済学」と題された本は、数多く出版されています。その多くは、社会経済におけるある事象を取り上げ、それを経済学…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第27回 石炭からの撤退を先導する英国の気候変動政策

2018年01月16日グローバルネット2018年1月号

京都大学名誉教授松下 和夫(まつした かずお) はじめに 昨年11 月に開催されたCOP23(気候変動枠組条約第23 回締約会議)は、パリ協定の実施指針作りに向け、着実な成果を上げたと評価されている。ただしその実施に向け…[くわしく]

21世紀の新環境政策論~人間と地球のための持続可能な経済とは第26回 人口減少下の地域の持続可能性を可視化する「未来カルテ」

2017年11月15日グローバルネット2017年11月号

千葉大学教授 倉阪 秀史(くらさか ひでふみ) 人口減少下の持続可能性の課題 2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」で採択された持続可能な開発目標(SDGs)は、持続可能な開発の達成のために2030年までに世界共…[くわしく]

21世紀の新環境政策論 ~人間と地球のための持続可能な経済とは 第25回/環境問題の本質とは

2017年09月19日グローバルネット2017年9月号

武蔵野大学教授、元環境省職員一方井 誠治(いっかたい せいじ) 環境システム学入門講義での問い掛け 筆者が勤務している大学では、学部の環境システム学科に入学した新入生に対して、毎年「環境システム学入門」という科目が開講さ…[くわしく]