『日本の沿岸を歩く』の記事一覧

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第25回 ―鹿児島・枕崎 遠洋カツオ一本釣りとかつお節にある歴史の味

2019年04月15日グローバルネット2019年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 鹿児島市から薩摩半島の南端にあるかつお漁で有名な鹿児島県枕崎市を目指した。水森かおりの『ひとり薩摩路』の歌詞の逆に、鹿児島から半島を右周りに枕崎、串木野、出水の順で訪ねた取…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第24回 栄光の漁港町にある地元愛と期待―北海道・釧路

2019年03月15日グローバルネット2019年3月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 江戸時代に松前藩との交易所として始まった釧路港は、北海道東部の物流拠点だ。地図を見ると、岸壁の総延長が10㎞もある巨大な港を介して、釧路中心街が海に開けている。釧路川の河口…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第23回―北海道・厚岸 地元産カキ復活に豪州の技術導入

2019年02月19日グローバルネット2019年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 「海のミルク」といわれるカキは、筆者の暮らす広島県が全国生産量の半分以上を占め、他産地を圧倒しているのだが、全国各地には有名ブランドガキがある。その一つが北海道の厚岸。前回…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第22回 ブランド化と観光連携を進める開拓者魂―北海道・歯舞

2019年01月18日グローバルネット2019年1月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の知床から南へ、根室海峡沿いに根室半島を目指した。途中で日本最大の砂嘴(さし)である野付(のつけ)半島(全長26km)の先端まで足を伸ばした。さらに汽水湖の風蓮湖のそば…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第21回
知床の自然資源と魅力はでっかいぞ―北海道・羅臼

2018年12月17日グローバルネット2018年12月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 『知床旅情』(作詞・作曲:森繁久弥)の歌詞にある「はまなすの咲くころ」に合わせた7月上旬、知床の地を訪れた。知床が1964年に国立公園に指定されてから30年後、半島東側の羅…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第20回 変貌する川で命をつなぐシシャモ―北海道・十勝川

2018年11月16日グローバルネット2018年11月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) キーワード: カラフトシシャモ 個体群 水質調査 農地 スーパーなどの店頭に並んでいるシシャモの9割以上は正式名カラフトシシャモ(カペリン)という魚だ。北海道には日本固有種…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第19回 不毛の地を緑化し漁業資源も回復―北海道・襟裳岬 

2018年10月16日グローバルネット2018年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) キーワード: 海藻マルチ 広葉樹 コンブ ゼニガタアザラシ 太平洋、オホーツク海、日本海に囲まれた北海道は、自然も水産資源も多彩で豊かだ。13年前、山、川、海のつながりを考…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第18回 神の使いアカウミガメが来る豊かな海―静岡県・御前崎 

2018年09月18日グローバルネット2018年9月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 焼津から駿河湾沿いに南進し、静岡県最南端にある御前崎灯台を訪ねた。白亜の姿が美しい灯台は、♪おいら岬の灯台守は…の『喜びも悲しみも幾歳月』(1957年の松竹映画、同名主題歌…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と 第17回日本一の遠洋漁業基地の繁栄と歴史―静岡県・焼津

2018年08月20日グローバルネット2018年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) キーワード: マグロ カツオ 小泉八雲 第五福竜丸 静岡県の焼津は遠洋マグロ、カツオの漁業基地として知られ、水揚げ金額日本一を誇る漁港だ。カツオの水揚げ量は実に国内の7割を…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第16回 ウナギ養殖の誇りと愛情―静岡県・浜名湖

2018年07月13日グローバルネット2018年7月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 加山雄三が歌う『光進丸』では、遠州灘で「俺を銀色の海へ誘(いざな)え!」と、雄大な自然を表現する。浜名湖の南端にある舞阪から目の前に広がる遠州灘を眺めながら、今年4月に火事…[くわしく]